はぁ、仕事が暇すぎる…辞めたいなぁ。でも辞めたら会社からの給料がなくなるし…どうしたらいいんだろう?
このような方はいませんか?
この記事では、暇な仕事を辞めたいなら、自分の気持ちに素直になり、辞めましょうという主張をしています。
そして記事後半では、見切り発車で仕事を辞めるのはやっぱり不安なので、辞める前にしておくべきことを解説します。
この記事を書いている私(わや@wayasblog)は「暇な仕事を辞めたい」という思いから、今年(2019年)の11月に会社を辞めることを決意しました。
過去には、「仕事が暇でつらい」状況を、以下のようにブログに書いてきました。
仕事が暇なんて羨ましい!
と理解してもらえないみなさん、ぜひ一緒に「脱・社内ニート」を目指しましょう!
スポンサーリンク
暇な仕事を辞めたいなら、迷わずに辞めるべき理由
理由は、以下の3つです。
- 未来に希望が持てないから
- メンタル的にキツいから
- 性格が悪くなるから
順番に見ていきましょう。
理由①未来に希望が持てないから
単純に、暇な仕事には将来性がないからです。
「仕事が暇」である今は、働かなくとも毎月給料が入ってきて、一種の不労所得な感じでいいかもしれません。
しかし、人生を長期視点で見てみましょう。
そうすると、現在の快楽を求めることと引き換えに、自分には何にも残らなくなってしまいます。
しいていうなら、「暇つぶし」のスキルぐらいでしょう。
私自身、最初の頃は業務の手順書を作ってみよう、とか、エクセルをもっと理解しようと意気込んでいました。
しかし、ずっと暇な状況が続くと、自ら行動する気力も失われていきます。
ふと冷静に考えてみてください。
仕事が暇なあなたに、退職時に何が残りますか?
この質問の答えに困ってしまう状況なら、迷わずに辞めるべきだと思います。
人生の時間を無駄にせずに、さっさと決断しましょう。
私は暇な状況を2年耐えて、やっと決断することができました。
理由②メンタル的にキツいから
やるべき仕事がないのに、約8時間もデスクに座っていないといけないからです。
やることがいっぱいあって、あっという間に時間が過ぎてしまった!
誰しもこのような経験をしたことがあると思います。
この状況の逆で、何もすることがないので、何回時計を見ても全然時間が進まないんです。
さらに、周りには同僚がいるので、ぼーっとしている訳にはいきません。
エクセルを開いては閉じ、ワードを開いては閉じ、という生産性のない作業をくり返す…
経験したことがある方はわかってもらえると思います。
私もこの記事を書きながら思い出して、憂鬱になってきてしまうほどです。
メンタリストDaiGoさんの「超時間術」に、ヤバい組織に共通する要素というのが書かれています。
(参考記事:超時間術【書評・要約】毎日忙しい人へ「あなたの時間不足は錯覚です」)
- 仕事とプライベートの混同
- 仕事がない
- 仕事の責任が重すぎる
- 組織内の不公平
- 業績が不安定
「仕事がない」以外は、ブラック企業と言われる条件ですよね。
確かに私のいる会社は、超ホワイト企業と言える会社です。
契約社員の私にでさえ賞与が出たり、有給休暇はいつでも取れたり、人間関係もかなり良いです。
つまり、「暇すぎる」こと以外には不満がありません。
しかし「仕事が暇という以外に不満がないこと」が退職の決断を先延ばしにしてしまっていました。
そして、それが自分のメンタルを追い込んでいたのです。
メンタルがやられると、転職をしようという気持ちにさえなれないので、注意が必要です。
私の退職の決め手になったのは、ふと冷静に、以下のことを考えたからです。
この仕事のために、子どもにイライラするのはどうなんだろう?
私が仕事の間、子どもを保育園に預けています。
朝ご飯を食べるのが遅かったり、準備が遅かったりすると、ついイライラしてしまいます。
ですが、イライラの原因は仕事に間に合わなくなってしまうからで、その仕事はぼーっとするだけという何とも言えない状況。
そんな仕事のために子どもに当たってしまうのは本末転倒だな、と思ったんです。
子どもに申し訳なくなりました。
そして、変えられるのは自分の状況だけなので、変えるしかないと決断しました。
自分の精神状態を冷静に見て、キツいようだったら迷わずに辞めちゃいましょう。
理由③性格が悪くなるから
仕事が暇なので、人の粗探しをしてしまう、というか、見えてしまうからです。
これは私だけかもしれませんが、同僚のした些細なことにも目が行ってしまいます。
仕事が忙しかったら自分のやるべきことに集中できるので、そんなことはないと思います。
- あの人はいっつもふらふら歩いていろんな人に話しかけてるな~
- あの人も私と一緒で仕事がないのかな~
- あの人はいつも忙しそうだけど、効率が悪いのかな~
などなど。どうでもいいようなことを考えてしまいます。性格悪いですよね。
自分のことは棚に上げて、他人の悪いところばかり目に入ってきてしまいます。
どう考えてもこの状況は良くありません。
この症状が悪化する前に、私は辞めることを決断しました。
暇な仕事を辞める前に、やるべきこと
暇な仕事はやめようとは言ったものの、やっぱり見切り発車で辞めるのは不安ですよね。
しかも、何も考えずに辞めても、次の就職先でまた同じ結果になってしまうこともあります。
なので、暇な仕事を辞める前にしておくべきことを3つにまとめました。
- 価値観を明確にしてみる
- やりたいことを見つける
- 一度、冷静に考えてみる
順番に解説します。
やるべきこと①価値観を明確にしてみる
「価値観」と聞くと何だか難しいような気もしますが、以下のように考えてみてください。
価値観 = 自分は何を大事にして生きていきたいのか
上記のように考えればわかりやすいですよね。
価値観は人それぞれ違ってきます。
- 仕事が何より最優先の人
- 仕事よりも家族優先の人
他にもいろいろあると思います。
価値観を明確にするのに役立つのが、価値観マップの作成です。
これは、両さんという方が提唱していて、私も取り入れてみました。
(価値観マップの作り方:ブログ記事はこちら、YouTube動画はこちら)
少し難しかったので自分なりに簡略化し、マインドマップにまとめています。
価値観マップは大事にしたいことをまとめていますが、同時にやってみるといいのが、ストレスを感じたことをメモしておく、ということです。
- 無意味な会議にイライラした
- 量の多い食器洗いにイライラした
- 子どもが朝ご飯を食べずにイライラした
上記のように書いていきます。
これをすることで、自分はどういうことにストレスを感じるのかがわかります。
そして、そのストレスを感じることをできるだけ減らすようにすれば、ストレスフリーな生活が待っていることになります。
- 価値観マップを作る
- ストレスを感じたことをメモる
上記の2つをすることで、次の仕事を選ぶ時の基準を作ることができますよね。
やるべきこと②やりたいことを見つける
「暇な仕事を辞めよう」と主張してきましたが、ある程度方向性を決めておく方がいいです。
価値観を明確にすることと同じですね。
やりたいことがないと、仕事を辞めたらただのニートになってしまいます。
社内ニートから本当のニートになってしまったら、笑えないですよね。
私はプログラミングを勉強してみて、プログラミングを使った仕事をしたいと思うようになりました。
暇な仕事は辞めようと言っても、何も考えずにただ辞めることはおすすめしません。
ここが1番難しかったりしますが、在職中の多少お金に余裕がある時に、やりたいことを見つけてみましょう。
やるべきこと③一度、冷静に考えてみる
「会社を辞める」というのは、何となく不安に思ってしまいます。
ですが、冷静に考えると、そこまで不安に思うこともなかったりします。
確かに安定的な給料がなくなってしまうので、収入面の不安はあります。
しかし、この記事を読んでくださっている仕事が暇な方は、そこまで失って惜しいほどの給料ではないのではないでしょうか?
かなり失礼な言い方になってしまいましたが、私の場合はそうです。
少し前に話題になっていた「手取り15万円」は、まさに私のことです。
『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』から勇気付けられる一文を引用します。
(参考記事:【書評・まとめ】「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!)
会社を辞めた後のことは、辞めてから本気で考えよ。そして本気で行動せよ
勇気付けられますよね。
冷静に考えてみると、何となく抱いている不安は、意外と何とかなると思えますよね?
ただ、ある程度の貯金をしておくことが前提ですよ。
余談:職業訓練にチャレンジします
個人的なことで恐縮ですが、私は暇な仕事を辞めて、職業訓練にチャレンジすることに決めました。
在職時から勉強してきた、プログラミングの講座です。
職業訓練に興味があり、ちょうど希望の講座があったので、後悔しないように挑戦しようと決断しました。
当ブログ(わやずぶろぐ)で、職業訓練に挑戦する過程についても書いていきます。
興味のある方は、また見に来ていただければと思います。
まとめ:次のステージに行こう
この記事の要点をまとめると、以下の通りです。
- 暇な仕事を辞めたいなら、迷わずに辞めるべき理由
①未来に希望が持てないから ②メンタル的にキツいから ③性格が悪くなるから - 暇な仕事を辞める前に、やるべきこと
①価値観を明確にしてみる ②やりたいことを見つける ③一度、冷静に考えてみる
責任が重い仕事は、嫌だ!
という思いで、楽そうな事務職を選びましたが、暇なのも想像以上につらかったです。
同じように暇に苦しんでいる方は、「暇な仕事もつらい」ということを知ることができたとプラスに捉えて、次のステージに行きましょう。
以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント