転職と副業のかけ算【書評・感想】本業がつまらない人が読むべき1冊

おすすめの本

仕事(本業)がつまらなすぎる。副業だけにコミットしよう!

motoさんの初の著書「転職と副業のかけ算」は、上記のような方にオススメしたい1冊です。

motoさんは「本業で成果を出してこそ、副業でも成功できる」ということを言っています。
「副業>>>>>>>>>>本業」だった私は、衝撃を受け、行動し始めています。

転職する or しないに関わらず、サラリーマン全員が読んでおいて損はしない1冊です。
仕事に対する姿勢を学べますよ。

「転職と副業のかけ算」には、ドキッとさせられる言葉が多かったので、本文を引用しつつ、感想をまとめていきます。

本記事の内容
  • 市場価値の高い人材になろう
  • 「転職」をする際のポイント
  • 「副業」をする際のポイント

この記事を書いている私(わや@wayasblog)は、本業が暇でつまらないので、副業だけに本気を出している状態です。
冒頭のセリフは、まさに私の本心な訳です。

しかし、「転職と副業のかけ算」でmotoさんの考えを読んだら、自分の心にグサグサ刺さってきました。
そして、自分の働き方を見つめ直すきっかけになったので、同じような方には、ぜひオススメしたい1冊です。

スポンサーリンク

市場価値の高い人材になろう

市場価値の高い人材になろう

motoさんが一貫して言っているのは、「市場価値の高い人材」になろうということです。

大企業が安定な時代は終わりつつありますよね。
(参考記事:【悲報】終身雇用の崩壊は必至!今すぐ「一般的技能」を身につけよう

そこで目指すべきなのが、「市場価値の高い人材」です。
それはどういう人なのかというと、以下をご覧ください。

会社のあらゆる機会を利用して自分が成長しつつ、どんな会社の成長も牽引できる人材。これこそが「市場価値の高い人材」です。

ちょっと抽象的なので、かなり具体的にいうと、以下の状態です。

あなたは、もし明日、会社に出勤して、上司からクビを宣告されても「わかりました。では次にいきます」と言える状態になっているでしょうか。

他の会社へ行っても「即戦力になれる」という感じでしょうか。
もしくは、会社に所属しなくても個人でも稼げる、という状態がベストですよね。

 

大企業だからといって、成長できない話

大企業にいると、周りからすごいと思われがちですが、実際はそうとは限りません。

私は新卒で上場企業に就職しましたが、正直「市場価値の高い人材」は数えるほどしかいなかったように思います。ほとんどの人が、大企業の元でぬくぬくとしていました。
(参考記事:【事実】大企業の営業職ではスキルアップできません【経験談】

企業の看板を錯覚資産として利用するのはいいですが、「大手企業にいる=自分は安定している」と、自分自身が錯覚してしまうのは非常に危険

補足:「錯覚資産」とは?

「錯覚資産」とは、簡単に言うと〝相手を〟勘違いさせる力です。

私は、「錯覚資産」という言葉をふろむださんの『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』で知りました。

ふろむださんのブログ「分裂勘違い君劇場」で第5章まで読めるので、興味のある方はどうぞ。
私は途中まで読んで興味を持ち、本を購入しました。

上記のmotoさんの言葉の通りで、「市場価値の高い人材」になることで、本当の安定を手にすることができますよね。

私は新卒で上場企業に入社したと書きましたが、定年間際の人たちが、いわゆる雑用しかしていない現実を見て、果たしてそれでいいのか?という疑問を持っていました。

「市場価値の高い人材」であれば、何歳であっても引く手数多なはずですよね。

 

成果を出す方法

この本の中で、motoさんが成果を出している理由が、以下の2つであるように思いました。

まず1つ目はこちらです。

機会を待つのではなく、機会を取りにいき、その機会に全力を尽くしたことが自分の経験値や成果に繋がった。

motoさんは新卒で、ホームセンターに入社しています。

ご本人も、友人に「アルバイトなの?」とバカにされた、といったことを書かれていました。
ですが、そんな状況でもmotoさんは今後のキャリアのために自ら機会を取りにいくということを怠らなかったそうです。

社会人の中には、自分に与えられたことを最低限こなせばOKと思っている人も多いと思います。
しかし、成果を出し、市場価値の高い人材になるためには、自ら機会を取りに行くことが大切だと思いました。

続いては、こちらです。

デキる人を徹底的にマネて、自分のスキルに落とし込む。他人の知見や経験を自分の血肉にして、成果に繋げる。

誰かのマネをすることに抵抗がある人は多いのではないでしょうか?
しかし、成果を出すには、デキる人のマネが手っ取り早いです。

これは、様々な分野の成功者の多くが共通して言っていることのように思います。

「マネするのは恥ずかしい」という変なプライドは捨てて、良い部分は積極的にマネしていきましょう。

 

「転職」をする際のポイント

「転職」をする際のポイント

まず私がドキッとしたのは、以下の一文です。

転職は目的にするのではなく、自分が叶えたいことを実現する「手段」です。今の仕事を辞めることを目的にするのはやめましょう。

転職をする人の中には、「現状を脱したい」という逃げの目的を持っている人も多いはずです。

ブラック企業から抜け出す場合は、もちろん否定しません。
しかし、仕事を辞めることが目的になってしまうと、納得できない転職先でも妥協して入社してしまう可能性があります。

そうすると、また辞めることを目的とした転職を繰り返す、という負のループになってしまいますよね。

今の私は完全に、現職を辞めることが目的になっていたように思うので、反省です。

 

転職に使える具体的な方法

この本には、転職で実際に使うことができる具体的な方法がたくさん載っています。

職務経歴書を書く上で大切なことや、面接でのポイントなど。
全てを載せてしまうことはできないので、1つだけ。

面接では、「何ができる人なのか伝える」ということです。

私は売り上げ目標を120%で達成してきました。四半期の全社会議でMVPを獲得し、年間では社長賞も受賞しました!

上記のようなアピールって、やりがちですよね。

しかし、社内での実績を前面に押し出しても、結局あなたが何をできる人なのかがわかりません。

その結果を得るために、どのように工夫したのか、そのプロセスを具体的に説明することで、面接官は、入社した時にどのように活躍してくれるのかがわかりますよね。

上記以外にも、利用者別のオススメの転職エージェントも掲載されていたので、参考になりました。
実際に毎回年収を上げて転職しているmotoさんがオススメするので、信頼できますよね。

 

「副業」をする際のポイント

「副業」をする際のポイント

これまた私がドキッとさせられたのは、以下の一文です。

副業で大きな金額を稼いでいる人の多くに共通するのは、本業と副業のどちらにも努力を怠っていないことです。

私のように、本業はどうでもよくて、もっと言うと副業を本業の合間にやっちゃうような人には耳が痛い話ですよね。

確かにmotoさんは副業において、本業の営業職のノウハウだったり、転職経験を発信されています。

「サラリーマン経験」を発信し、「資産」にしている

まさに上記の言葉の通りですね。

私の場合、本業で事務職、副業で(まだ勉強している段階ですが)プログラミングをしています。
そうなると、頭を使う部分がまったく違うし、相談できる人もいないので、挫折しそうになります。

motoさんのやり方だと、本業と副業の親和性が高いので、継続もしやすいですよね。

 

どうやって副業の時間を生み出すか

では、多忙そうなmotoさんは、どのように副業の時間を捻出しているのでしょうか。

「意識のない時間」をつくらないようにする

どうしても時間が作れない人は、上記を意識すると良さそうですね。

私はこのブログを書くためのネタを、1日中考えるようにしています。
日常生活すべてがネタになり得るからですね。

 

おまけ:メモは音声入力が便利

これはおまけ的ですが、「意識のない時間」を減らしていくと、思いついたことなどを常にメモするようになると思います。そんな時には、音声入力が役立ちますよ。

iPhoneの場合は、「設定 → 一般 → キーボード → 音声入力をオン」にするだけです。

入力の時は、左下のマイクを押すだけ。簡単ですよね。

Macの場合は、「Fn」キーを2回押すと音声入力が開始します。
PCの場合はキーボードで入力した方が早い気もしますが…

 

まとめ

motoさんの初の著書「転職と副業のかけ算」の感想でした。

私はmotoさんのファンで、TwitterブログVoicyは必ずチェックしています。
いつも勉強になる内容に加えて、声がイケメン!ぜひチェックしてみてください。

motoさんのnoteでも、「転職と副業のかけ算」の一部が無料公開されています。

以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました