【失敗例から学ぼう】文系出身でなんとなく営業になると後悔します

仕事

文系なので、とりあえず就活では営業職を中心にエントリーします。大体の人が営業になるし、それしか選択肢はないでしょ?

このように考えている方に向けて書いています。

この記事では、なぜ文系出身で営業になると後悔するのかを、私の失敗例をまじえて解説します。
そして、これから営業になる人が後悔しないために選ぶべき会社も提案します。

営業職になるからには、本当の営業力を身につけましょう。

本記事の内容
  • 文系出身でなんとなく営業になると後悔します
  • 本当の営業力を身につけるために入るべき会社

この記事を書いている私は、新卒で営業職になりました。

文系の学部だったので、就活では何も考えずになんとなく営業職ばかりにエントリーしていました。
「文系といえば営業職」という考えしかなく、苦手だとは思っていたけど、選択肢がなかったという状況です。

私が入社したのは一部上場企業の営業職でしたが、まったく営業力を身につけることはできませんでした。
詳しくは「【事実】大企業の営業職ではスキルアップできません【経験談】」の記事で解説しています。

私の失敗例を反面教師にしてもらえれば嬉しいです。

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文系出身でなんとなく営業になると後悔します

文系出身でなんとなく営業になると後悔します

なぜなら、そこにあなたの意思がないからです。

 

まずは、意思を持ちましょう。

就職だけではなく、何事においてもそうですが、自分で決断しなければ、やり通せないことが多いです。

たとえば、無理やり誰かに勉強しろと言われても、ずっと継続するのは嫌ですよね?
そこには自分の意思がないからです。

ー方で、自分で興味を持った分野について調べたり勉強するのは、時間を忘れるほど熱中できますよね。
これが、意思があるのと、意思がないのとの差です。

就活の話に戻ると、新卒で入社する会社を選ぶのに、周りがそうするからという理由で行動するのはまったく意思がありません。

初めて社会に出るのに、「なんとなく」で決めていいんですか?
新卒で入社する会社がすべてではありませんが、人生に何らかの大きな影響を与えることは間違いありません。

偉そうなことを言っている私も、「なんとなく」営業職を選んで失敗しました。
ですので、まずは意思を持って、周りに合わせてなんとなく行動する、ということはやめましょう。

 

私がなんとなく営業職になって後悔した理由

この記事で、何度も私は営業職になって失敗したと言ってきましたが、その理由は以下の4つです。

  • そもそも、人見知り
  • 「運」に左右される
  • 結局、結果がすべて
  • 残るスキルが、ゼロ

簡単に説明します。

そもそも、人見知り

なぜ人見知りなのに営業職を選んだかというと、くり返しですが選択肢がなかったからです。
自分できちんと調べることをせず、周りに流されて営業職を選びました。

そんな私が営業を楽しめるはずもなく、お客さんと話すのが嫌で、電話するのも嫌でした。
営業になれば人見知りも克服されるのでは、と思っていましたが、多少は克服したものの、根本は変わりませんでしたね。

「運」に左右される

営業力のない私にとって、営業はほとんどが運に左右されていました。
どういうことかというと、自分からなかなか営業できないので、お客さん側から注文が来るのを待っていたのです。

お客さんからの問い合わせが多ければ結果を出せる、という状況でした。

たまたま問い合わせが多いと成績がよくなり、結果的に褒められるというおかしな事態が起きていました。
その度に、自分の手柄ではないので、うしろめたさを感じていましたね。

結局、結果がすべて

営業職は、結局のところ結果がすべてです。
上司は、「結果だけでなく過程も見ている」などと言いますが、評価が上がるのは結果を出している人です。

こういう状況だと、まっとうな方法で努力せず、セコい技を使う人がいるんですよね。
「正直者がバカを見る」状況で、それが私には耐えられませんでした。

会社によってはそんな人はいないのかもしれませんが、一部上場企業でもこんな状況でした。

残るスキルが、ゼロ

人見知りの性格や、運に左右される状況なので、本当の意味での営業力を身につけることができませんでした。
なので、いざ他社へ転職しようと思っても使えるスキルは、正直ゼロでした。

これは、その会社で働いていた時は気づかなかったことですね。
転職して初めて、「あの数年間はなんだったんだ、、、」と後悔しました。

特定の会社で働くには問題ないですが、客観的に見てみると、その会社でしか通用しないスキルを磨いている感じですね。

 

以上が、なんとなく営業職になって後悔した理由です。

 

やってみたい仕事に挑戦すべき

営業職のマイナス面を長々と書いてしまいましたが、結局はあなたがやってみたい仕事に挑戦すべきと思います。文系だからといって、できない仕事はほとんどないと思います。

「文系 = 営業職」という固定観念をなくして、視野を広く持ってみましょう。

もちろん、医者など専門の大学に通って、知識や資格を必要とする職業はすぐにはなれません。
しかし、たとえば私は半年ほどプログラミングを学習しており、文系でもプログラマーになることは可能だということがわかりました。

このように、「百聞は一見に如かず」という言葉の通り、やってみないとわからないことは多いです。

「なんとなく」という理由で面接を受けるよりも、「やってみたいこと」に情熱をもって語る方が面接でも熱意を伝えられますよね。

 

本当の営業力を身につけるために入るべき会社

本当の営業力を身につけるために入るべき会社

ここからは、営業職を目指す方向けに、本当の営業力を身につけるために入るべき会社を提案します。

 

「ブランド力が低い × 高単価 × 無形商材」で勝負すべき

結論は、「ブランド力が低い × 高単価 × 無形商材」です。
これは、ジョブホッパーのmotoさんの以下のツイートを参考にしています。

20代で営業マンするならブランド力の低い高単価かつ無形商材の営業がいいよ。アポも工夫するようになるし、役職者への提案も増えて内容が伴わないと売れないし価格交渉もハードだから営業としての底力と思考力が身につく。ハイブランドな低価格商材は行動力だけ高くなるから兵隊キャリアになりがちよ。

motoさん

このツイートの通り「ブランド力が低い × 高単価 × 無形商材」で勝負すべきと思います。
たとえば、「ベンチャー企業(もしくは個人)がWebサービスの営業をする」などですね。

 

「ブランド力が高い × 低単価 × 有形商材」の失敗談

「ブランド力が低い × 高単価 × 無形商材」の真逆で営業をしていたのが、飲料メーカーで営業をしていた過去の私です。

「一部上場企業(ブランド力高い) × 飲料(低単価 × 有形商材)」ですね。

「【事実】大企業の営業職ではスキルアップできません【経験談】」の記事でも書いていますが、上記のような状況だと、社名で営業ができてしまいます。

たとえば、飛び込み営業をしても、門前払いされることはほとんどなく、一応話は聞いてくれます。
そして、社名を聞くだけで何の会社かわかるので、細かい説明は不要です。

結果的に、売るために試行錯誤することがないので、営業力を身につけることができません。
そして悲しいことに、自分自身の名前を覚えてもらうことは少なく、〇〇(社名)さんと呼ばれることが大半でした。

「ブランド力が低い × 高単価 × 無形商材」で商品を売るのは相当苦労すると思います。
ですが、「ブランド力が高い × 低単価 × 有形商材」より圧倒的に営業力がつくのは一目瞭然ですよね。

 

まとめ:意思を持って営業になる人を応援します

この記事の要点をまとめると以下の通りです。

  • 文系出身でなんとなく営業になると後悔します
    → あなたの意思が存在しないから
  • なんとなく営業職になって後悔した理由
    ①そもそも、人見知り
    ②「運」に左右される
    ③結局、結果がすべて
    ④残るスキルが、ゼロ
  • 本当の営業力を身につけるために入るべき会社
    → 「ブランド力が低い × 高単価 × 無形商材」

私自身が営業職に向いていないだけであって、営業職を否定している訳ではありません。
むしろ、意思を持って営業職になる人を応援しています。

失敗をした過去の私の経験が、これから営業職を目指す方の参考になれば嬉しいです。

以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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