この記事は、以下にあてはまる方向けの記事です。
- 未経験からWeb制作会社に転職したい
- 経験者が実際に後悔していることを知りたい
- もちろん、転職で失敗したくない
この記事の前半では、上記の①と②について解説します。
そして記事後半では③を考えている方向けに、意識しておいて良かったWeb制作会社選びの際のポイントをご紹介します。
この記事を参考に、ご自身の転職活動に活かしてもらえたら嬉しいです。
この記事を書いている私(わや@wayasblog)は、2020年5月にWeb制作会社に未経験から転職することができました。
» 参考記事:【経験談】30代 / 子持ち / 実務未経験からWeb制作会社に転職した方法
記事執筆時点で約7か月経ったので、後悔したことについてブログにまとめてみました。
私自身は転職した会社や仕事に大満足しているので、参考になるかと思います。
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未経験からWeb制作会社に転職して後悔していること
後悔していることを以下の2つにまとめました。
- 年収が下がった
- もっと早く転職すべきだった
それぞれ解説していきます。
年収が下がった
エンジニアは年収が高いと言われますよね。
しかし、転職後は前職よりも年収は下がりました。
それはやはり、実務経験ゼロの未経験だからです。
会社側からしても、本当にエンジニアとしての素質があるかわからない未経験の人に、高い給料を払うのはリスクがありますよね。
ですので、転職後は一時的かもしれませんが年収が下がることを覚悟しておきましょう。
ただ、エンジニアとしてスキルアップしていくことで、市場価値はどんどん上がっていきます。
「レバテックキャリア」で以下の条件で、PHPエンジニアの年収を調べてみました。
※ちなみにこれはフリーランスの相場です。
実務経験年数 | 単価相場 |
---|---|
1年 | ~65万円/月 |
2年 | ~75万円/月 |
3年 | ~80万円/月 |
5年以上 | ~95万円/月 |
経験を積むごとに、市場価値が上がっていくことがわかると思います。
最初は年収が下がったとしても、経験年数が増えていくにつれて、前職の年収を超えることも可能ではないでしょうか。
もっと早く転職すべきだった
これは、他の人とはちょっと違う視点かもしれません。
私は本気で「もっと早く転職すべきだった」と考えています。
というのも、今の仕事が自分に合っていると思っており、毎日楽しく仕事ができているからです。
今まで営業職や事務職をやってきましたが、どうも仕事に一生懸命になれず、悶々とした日々を送っていました。
しかし、エンジニアになってからは毎日が楽しく、連休があると早く仕事がしたいと思ってしまうほどです。
こういった状況は、すべての人にあてはまる訳ではないとは思います。
ですが私自身、こんなに面白いと感じる仕事があるなら、早く知りたかったと強く思っています。
私の場合は1年半も独学の期間を取ってしまったので、早く行動すれば良かったと後悔しています。
転職するにはまだ技術が足りないと思っている方でも、私の経験上、1度面接を受けてみても良いのではないかと思います。
独学よりも実務経験を積む方が、数十倍のスピードで成長することができるからです。
※注意:エンジニアは常に勉強です
よく言われていることですが、エンジニアは勉強の連続です。
エンジニアとして10年近く働いている人でさえ、わからないことや新しい技術について日々学んでいます。
先ほど、経験年数が増えていくにつれて市場価値が上がると書きました。
しかし、毎日何となく仕事をしていれば自然と市場価値が上がっていく、なんてことはありません。
これからエンジニアになろうという人は、おそらく毎日の勉強習慣が身に付いているので大丈夫だとは思います。
転職したら終わりではなく、そのまま勉強を継続していくイメージです。
エンジニアは、知的好奇心が強い人に向いているのだと思います。
この項目に関しては、もともと意識していたので後悔していませんが、一応書いておきました。
意識しておいて良かったWeb制作会社選びの際のポイント
次に、私がWeb制作会社を選ぶ上で意識しておいて良かったと思っているポイントをシェアします。
- 会社が求めること=自分のしたいことか?
- 会社の得意としていることは何か?
- 社風は自分と合うか?
それぞれ解説します。
会社が求めること=自分のしたいことか?
まず、会社がどういう人材を求めているのかを把握しましょう。
自分の今後の目指したいところと、会社に求められていることが違ったら、いつまで経っても理想に近付くことができませんよね。
何かしら学ぶことがあるとはいえ、後悔することになりかねません。
私の場合で言うと、コーダーとしての転職を目指していました。
しかし、募集要項に「デザイナー兼コーダー」と書かれていることが多かったです。
私はデザインよりもプログラミングをやりたかったので、もしそういった会社に入社できたとしても、やりたいことができない可能性が大きいです。
他の例として、たとえば以下のような2つの会社があったとします。
- 入社したら1つの技術を極める
- 色々な技術を経験することができる
やりたいことが明確にある人は、前者を選ぶべきです。
逆に、まだ何をやりたいか明確に決まっていない人は後者を選んだ方が良いですよね。
まずは、会社がどういう人材を求めているのかを見極め、それが自分のしたいこととイコールであるかを確認しましょう。
会社の得意としていることは何か?
Web制作会社といっても、それぞれの会社で得意としていることは違います。
私が応募をして面接をしていただいた数社だけでも、以下のような特徴の違いがありました。
一例を載せます。
- システム開発中心
- 独自のCMSを使用
- ECサイト制作が得意
- デザインを重視した制作
会社の特徴は、会社のホームページだったり、面接を通して知ることができます。
会社の得意としていることを踏まえ、自分がやりたいことができるかを考えましょう。
また、社長と面接する機会があれば、社長の考えをよく聞いておくことも大事です。
私が面接をしていただいた内の一社で、社長が「WordPressごときに時間をかけられない」という発言をしていた会社がありました。
私自身、WordPress制作の勉強もしてきましたし、WordPressの仕事をしたいと考えていました。
ですので、どうしても社長の言葉が自分の中で引っ掛かってしまいました。
内定を頂いて、給与面で1番待遇が良かったのですが、やっぱり納得できずに辞退しました。
「思っていたのと違った!」というのを避けるためにも、会社それぞれの得意とすることや社長の考えを確認しましょう。
社風は自分と合うか?
これはWeb制作会社だけに限ったことではありませんが、社風が自分と合うかをできる限り確認しましょう。
たとえば、以下のような項目です。
- 経営理念
- 行動規範
- 会社の規模
- 社員の年齢層
- 残業の多さ
- 男女比
社風や社員の人と馬が合うかというのは、会社を見学したり、面接を受けてみることでしかわかりません。
ですので、積極的に面接を受けてみるというのが良いと思います。
たとえば、もし30歳を過ぎてIT企業への転職を目指す場合は、上司が年下である可能性も高いです。
そういった状況に耐えられないという方は、しっかりと調べておいた方が良いでしょう。
様々なことを考慮して、自分に合う会社を見つける努力をしましょう。
私自身は、そこまで詳しく社風を調べることに頭が回っていませんでした。
ですが今働いている会社は、面接の時に社長や社員の方の雰囲気が良かったので、入社することに決めました。
実際に働いてみないとわからないことも多いですが、できる限りの情報を集めるようにしましょう。
【まとめ】未経験からWeb制作会社に転職して後悔していること
この記事のポイントをまとめると、以下の通りです。
- 未経験からWeb制作会社に転職して後悔していること
①年収が下がった
②もっと早く転職すべきだった - 意識しておいて良かったWeb制作会社選びの際のポイント
①会社が求めること=自分のしたいことか?
②会社の得意としていることは何か?
③社風は自分と合うか?
転職をする側は、面接をして会社に選んでもらう立場でもあり、働きたい会社を選ぶ立場でもあります。
エンジニアになれればどんな会社でもいい!という考えではなく、納得のいくような転職をしていただければと思います。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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