メンタリストDaiGoさん著「後悔しない超選択術」を読みました。
自分の選択に自信がない…もう二度と選択ミスで後悔したくない…
この本は、上記のような人に読んでもらいたい1冊です。
最初に言っておくと、すべての人にあてはまる「正しい選択」はありません。
ではどうすればいいかというと、本書の題名の通り、できるだけ「後悔しない選択」をするんです。
「後悔しない選択」をするための方法をこの記事で解説していきます。
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今回もマインドマップを使用して、読書ノートを取りました。
マインドマップを使った読書ノートに関しては、以下の記事をご覧ください。
【おすすめ】読書ノートは「マインドマップ」で決まり【定着率up】
では、本の内容を引用しつつ、解説していきます。
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選択に関する間違った常識
あなたは、以下のように勘違いしていませんか?
- 正しい選択がある
- 今ある成功は、自分の過去の選択でできている
- 選択肢は多ければ多いほど可能性も広がる
実は、どれも間違っているんです。詳しく見ていきましょう。
間違い①正しい選択がある
人は「正しい選択」があると思い込み、その「正しい選択」を求めてしまいがちです。
なぜなら、失敗したくないからです。
しかし、未来に何が起きるかわからない以上、「正しい選択」はありません。
「もし自分が選ばなかった方を選んでいたら、今頃どうなっていただろう?」と想像するしかないですよね。
「あっちを選択していれば…」などと「後悔しない選択」をするしかないのです。
なので、「正しい選択」はないものだと割り切り、「後悔しない選択」を目指しましょう。
間違い②今ある成功は、自分の過去の選択でできている
わかりやすく、野球を例にします。
このように、人は「前回もこれで上手くいった」という短絡的な発想に陥ってしまいがちです。
「いい結果 = いい選択の結果」は思い込みです。
過去のやり方は、常に見直すことを心がけましょう。
間違い③選択肢は多ければ多いほど可能性も広がる
人は、知らず知らずの内に現状維持を望んでしまう生き物です。
「選択のパラドックス」という言葉があります。
本来、選択肢が多いほど満足度が高まるものだが、選択肢が多すぎると選べなくなってしまい、満足度が高まらないというもの。
はてなキーワードより引用
「選択のパラドックス」をわかりやすく例えたのが、「ジャムの法則」です。
6種類のジャムを並べたテーブルと24種類のジャムを並べたテーブルの2つを用意したところ、どちらのテーブルでも試食をした人の人数は変わりませんでした。しかし、最終的にジャムを購入した人の割合を見ると、6種類揃えたテーブルの場合は30%、24種類のテーブルではなんと3%、と非常に大きな差が開いてしまった
はてなキーワードより引用
選択肢が多いと、かえって選ぶことができなくなってしまうんですね。
多すぎる選択肢は判断を鈍らせることがある、と理解しておきましょう。
自分の選択のスタイルを知ろう
人は、それぞれ意思決定スタイルを持っています。
そして、その意思決定スタイルにあった選択をしやすい傾向があります。
5つの意思決定スタイル
5つの意思決定スタイルは、以下の通りです。
- 合理的スタイル:論理的に考えて選択
- 直感的スタイル:データよりも感覚を重視
- 依存的スタイル:他人の意見を重視する
- 回避的スタイル:最終決定を先延ばしに
- 自発的スタイル:考えるよりも結論を急ぐ
上記の5人で昼食を食べに行くと、こんな感じになります。
午後イチに会議があるから軽めに蕎麦でササっと済ませたい!
今日は朝からカレーの気分だったからカレーがいいなぁ
みんなで決めたのでいいよ〜
蕎麦もいいけど、カレーもいいよね!悩む〜
決まらないから、いつもの定食でよくない?
あなたはどのスタイルに当てはまりましたか?
そして、後悔しない選択をするのは、どのスタイルの人だと思いますか?
もっとも後悔しない選択をするスタイルは、「合理的スタイル」です。
ちなみに私は「依存的スタイル」でした。
「合理的スタイル」に近づこう
「合理的スタイル」に近づくための習慣で、私が実践しようと思ったものを3つ紹介します。
- 自分のした選択について振り返り、評価する
- 楽をしない
- 長期的に考えてみる
順番に解説していきます。
自分のした選択について振り返り、評価する
選んだら選びっぱなしではなく、振り返ってみようということです。
- 他の選択肢はなかったのか?
- その選択に満足しているか?
- それとも後悔しているのか?
そうすることで、同じ失敗をくり返すことはなくなりますよね。
楽をしない
- 友達がいいと言っていたから
- テレビで評判が良かったから
このように、自分で選択せずに、他人任せにしていませんか?
他人の意見を参考に、あくまで自分の頭で考えるようにしましょう。
長期的に考えてみる
長期的に考えてみるのが、もっとも効果的だと思います。
ある選択に迫られて悩んだ時、以下のように問いかけてみてください。
その選択をしたら、1年後、10年後はどうなっているか?
そうすることで、誘惑に負けそうになった時に、どっちを選ぶべきか判断しやすくなりますよね。
「合理的スタイル × サティスファイザー」を目指そう
選択をして出た結果の受け止め方にも、2つのタイプがあります。
それは「サティスファイザー」と「マキシマイザー」です。
「合理的スタイル」に「サティスファイザー」を掛け合わせると、より「後悔しない選択」ができます。
- マキシマイザー:いつも最高の結果を求め続けるタイプ
- サティスファイザー:最高でなくとも、ある程度の結果で納得できるタイプ
もちろん、結果への満足度が高いのは「サティスファイザー」であることがわかると思います。
「マキシマイザー」は、いつまで経っても結果に満足できないようなタイプです。
本の中には自分のマキシマイザー度を測る「マキシマイゼーション・スケール」というのが載っていたので、ぜひ自分のタイプを診断してみてください。
「後悔しない選択」のためのトレーニング
実際に「合理的スタイル」になるためのトレーニングを紹介します。
本では5つありましたが、厳選して2つを紹介します。
- 感情知性
- コアバリューノート
順番に解説していきます。
感情知性
自分や他人の感情を把握したり、自分の感情をコントロールしたりする能力
これが「感情知性」です。
人は緊張と不安を抱いていると、合理的な選択ができなくなってしまいます。
そこでこの「感情知性」を鍛えましょう、ということです。
具体的な方法は、以下の通りです。
- 自分や他人の感情を把握 → 「感情の粒度を上げる」トレーニング
- 自分の感情をコントロール → 瞑想
順番に見ていきます。
「感情の粒度」を上げるトレーニング
「感情の粒度」とは、自分の感情をどこまで詳しく表現できるか?ということです。
どうでしょうか?詳しく表現できているでしょうか?
「ヤバい!」の一言ですませていませんか?
「超ムカつく」とか「超すごい」などの両極端の表現ばかり使うことも、粒度が低いと言えます。
自分は、今どういうことがあって、どのような気持ちなのか、を表現するように意識しましょう。
瞑想
瞑想は、メンタルが良好になったり、ポジティブになったりと効果が実証されています。
緊張や不安、ストレスを客観視し、感情をコントロールできるので、合理的に判断できるようになります。
このブログでも何度かおすすめしている通り、やはり効果があるんですね。
コアバリューノート
毎日自分が大切にしている価値観をノートに書き出す、という方法です。
目先の利益ではなく、長期的な視点で物事を選択できるようにするためです。
何か心配事があると、もっとも大事なことが意識できなくなると言われています。
- お金
- 時間
特にこの2つの欠乏が、本当に大事なものを見失わせてしまうそうです。
自分が大切にしている価値観を明確にしておけば、欠乏感によって選択を誤ることを防ぐことができますよね。
まとめ:選択の先にある未来を考えよう
叶えたい夢を選択の先にある未来と捉え、逆算して考えていく
本の最後にあった言葉です。これが選択をする上での大前提ですよね。
「後悔しない選択」のためのいろいろな方法が載っていましたが、結局は自分がどうなりたいか?です。
自分の今後を長期的に見て考え、選択することが大事だと思いました。
今まで自分のしてきた選択に後悔している人は、ぜひ意識してみてください。
以上です。最後までお読みいただき、ありがとうごさいました。
気になった方は、ぜひ読んでみてください。
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