苫米地英人さん著『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』を読みました。
何となく毎日モヤモヤして、スッキリしない…
この本は、上記のような人に読んでもらいたい1冊です。
そしてこの本では、タイトルの通り「頭のゴミ」を捨てて、脳を目覚めさせましょうということを主張しています。
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プライムリーディングのおすすめ本のまとめ記事を書いていますので、こちらもどうぞ。
【随時更新】プライムリーディングのおすすめ本【必読のビジネス書】
今回もマインドマップを使用して、読書ノートを取りました。
マインドマップを使った読書ノートに関しては、以下の記事をご覧ください。
【おすすめ】読書ノートは「マインドマップ」で決まり【定着率up】
では、本の内容を引用しつつ、解説していきます。
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『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』捨てるべき8つのゴミ
それは、以下の8つです。
- 感情
- 他人のモノサシ
- これまでの自分
- マイナスの自己イメージ
- 我慢
- 自分中心
- 恐怖
- 論理へのとらわれ
この中で、私が大事だと思った3つを厳選して紹介しようと思います。
「感情のゴミ」を捨てる
抽象度が低い人は感情に支配されている
これはどういうことかと言うと、視野が狭い人は、感情に振り回されているということです。
抽象度とは、視点の高さのことです。
「会社で働くあなた」で例えるなら、以下のようになります。
職場のあなた < 部門のあなた < 会社のあなた < 業界のあなた < 日本のあなた < アジアのあなた < 世界のあなた < 人類のあなた
「人類のあなた」まで行くのは大げさなような気もしますが、視点を高くすることが重要なのです。
例えば、職場で上司にイライラしたとします。
その時に、以下のように考えてみるのはどうでしょうか。
「オレが感情的だと部下の教育に悪い。しっかりしなきゃ」
↓↓↓
「この部門にはオレよりもっと頑張っている人がいる」
↓↓↓
「会社の経営状況が厳しいから、みんなイライラしがちだ。オレがムードメイカーにならなきゃ」
抽象度が低いと「会社でイライラさせられている自分」しか見えなくなってしまいますよね。
感情に支配されるといいことはないので、「抽象度を上げる」ことを意識しましょう。
「これまでの自分」というゴミを捨てる
「自分を変えたい!」と思っても、なかなか変わるのは難しいですよね。
それは、著者の言葉を引用すると以下の通りです。
コンフォート・ゾーンにとどまるように、ホメオスタシスが働くからだ
用語の解説をします。
- コンフォート・ゾーン = 自分がラクでいられる範囲
- ホメオスタシス = これまで通りの現状を維持する力
確かに、人間は現状維持を好む生き物なので、納得ですよね。
(参考記事:口だけで行動しない人になってない?【成功体験を積み重ねよう】)
著者は、時間は未来から過去へ流れているので「これまでの自分」を捨てて「なりたい自分」に変わることができると主張しています。
「時間は未来から過去へ流れている」という部分がわかりにくいと思うので、具体的なエピソードを引用します。
会社の帰り道にサプリメントを買うためにドラッグストアに寄ったとします。
しかし、たまたまレジの前に行列ができていました。
あなたは行列に並びしばらく待っていましたが、なかなか前に進まないので面倒になり、サプリメントを棚に戻し、「ついてないなあ」と思いながら、わざわざかなりの遠回りをして別のドラッグストアに行きました。
すると、その店では先ほどの店よりも同じサプリメントが2割も安く売っていました。あなたは「ラッキー」と思いながら足どり軽く帰宅しました。
上記の例では、1軒目の店の行列を「ついてない」と思いました。
しかし、2軒目の店で目当ての品が安く売っていたことで、「ラッキー」に変わりました。
ということは、「未来によって過去が変わった」ことになります。
確かにこういうことはありますよね。
私の場合は、新卒で入った会社を出産を機に辞めたことを後悔していました。
なぜなら、お金に苦労したり、再就職に苦労したからです。
しかしその経験があったからこそ、「自分で稼ぐ」という手段を知ることができました。
何が言いたいかというと、過去の自分にとらわれることなく、変わっていこうということです。
「恐怖」というゴミを捨てる
このパートは、会社を辞めようか悩んでいる人に読んでほしいです。
実際に、会社を辞めて新しい道にチャレンジしようとしている私に、何よりも響きました。
それが、以下の一文です。
会社を辞めた後のことは、辞めてから本気で考えよ。そして本気で行動せよ
著者自身も、先のことを一切決めずに会社を辞めて、ハローワークにお世話になったことがあるそうです。
不安があるかもしれませんが、今後のことを詳細に決めてから辞めても、現段階で考えられる範囲のことしか思いつきません。
現代において「食えなくなる」という状況はそうそう起こらないので、一度きりの人生、チャレンジしていく方が刺激的で楽しいですよね。
『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』まとめ
頭がモヤモヤしていると感じるのは、何かを変えたいと思っている証拠です。
現状に満足していたら、特にモヤモヤすることもないからです。
なので、頭がスッキリしない自分はダメだと思うのではなく、少しずつ行動して、変えていきましょう。
この本は、苫米地英人さんの独自の用語が多かったように感じます。固定読者やファンが多いのかな?と思いました。彼に師事した人はみんな成功しているかのような感じで書かれていたのも、ちょっと気になった点です。
ただ、共感できる部分があったので、他の苫米地英人さんの著書も読んでみようと思いました。
以上です。最後までお読みいただき、ありがとうごさいました。
気になった方は、ぜひ読んでみてください。
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