この記事では、育児・子育て中の方にぜひ読んでもらいたい本を紹介します。
ただ、具体的な育児方法の本ではなく、親として覚えておきたいことが書かれている本のみ。
つまり、考え方を教えてくれたり、メンタル面を鍛えてくれる本を集めました。
この記事を書いている私(わや@wayasblog)は、現在4歳児の母です。
さらに、家事/育児/仕事の間に月10冊近く読んでいる、読書好きです。
そんな私が、おすすめできる本を紹介します。
それぞれ書評記事も書いており、読んでもらえればざっくりとした内容はわかると思います。
今後も子育てに関する本を読んでいこうと思うので、おすすめできる本があったら随時追加していきますね。
ではさっそく見ていきましょう!
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「子育ては心理学でラクになる」メンタリストDaiGo
この本はかなりおすすめで、私は「子育てバイブル」にすることに決めました。
そして、半年に1度くらいは読み返そうと思っています。
子育て経験がないDaiGoさんなのに、なぜここまで的確に書けるのか不思議なくらいです。
内容をざっくりまとめると、子育てを成功させたいなら、変わらなければいけないのは親である「自分」だということです。
そのためには「ウィルパワー」を身につけましょう。
「ウィルパワー」とは、目標達成のため、そして、よりよい自分になるために必要な力です。
もちろん、本の中には「ウィルパワー」を身につける方法も書かれています。
変わらなければいけないのは「親」であるとはいうものの、子どもの悪習慣は自分自身で修正すべきなので、その方法も書いてあります。
それぞれ具体的な方法が書かれているので、参考にしてみてください。
子育ては、やっぱり辛いこともありますよね。
この本を読んで、子育てをラクにしちゃいましょう。
最後に、この本の中で気に入ったDaiGoさんの言葉を引用します。
ウィルパワーのある親に育てられた子どもは、自分をコントロールする力を身につけています。そうすれば、誰かに言われなくても勉強し、夢に向かって歩くようになるのです。
そんなふうに育てられた子どもは、いつか必ず、「自分はいい育てられ方をした」と実感する日が来ることでしょう。自分の可能性を絞ることなく、ウィルパワーを身につけさせてくれたことに感謝するはずです。結果を急いではいけません。きっと13年経てば、必ずあなたのお子さんは素晴らしい大人になって、親であるあなたに感謝しているはずです。
ぜひ「子育てバイブル」にどうぞ。
「私たちは子どもに何ができるのか」ポール・タフ
メンタリストDaiGoさんが絶賛していた本だったので、読みました。
この本を読んでも、自分の子どもに具体的にできることはそれほど書いてありません。
それよりも、世界(特にアメリカ)の貧困状態にある子どもに対し、何ができるかを考えるという内容になっています。
そこから、自分の子どもにどういったことをしていけばいいのかを考えさせられる本です。
日本でも、子どもの約7人に1人が貧困状態にあると言われています。
著者は、現状を変えるためには以下の3つをすべきだと主張しています。
- 政策を変える
- 行動を変える
- 考え方を変える
上記の3つの中で、行動や考え方を変えることはすぐにできます。
本のタイトルの通り「私たちに何ができるのか」を考えながら読んでいきましょう。
この本はページ数が少なく、サクッと読める本なのでおすすめですよ。
「エッセンシャル思考」グレッグ・マキューン
この本は、直接子育てに関わる本ではありません。
副業をしてるけど、子育て中で、家での作業時間が思うように取れない。できればずっと作業したいけど、子どもや家族との時間も大切にしたい。どっちつかずになっちゃうな…
このように悩んでいる方に読んでもらいたい本です。
つまり、自分の時間を確保したいのに、毎日の家事や育児で時間が作れず、結局どっちつかずになってしまう方向け。
私はこの本を読み、「エッセンシャル思考」を取り入れることで、気持ちの整理がつくようになりました。
より少なく、しかしより良く
これが「エッセンシャル思考」です。
わかりやすくまとめると、以下の通りです。
- 選択:やるべきことを選択
- ノイズ:本当に大切なものだけにフォーカス
- トレードオフ:何を取り、何を捨てるかを選ぶ
つまり、すべてやろうとするのではなく、本当に大切なことを見極めてフォーカスしようということです。
「副業の時間」と「家族の時間」、どちらも大切で、どっちつかずになってしまっていた自分にかなり刺さった本だったので、あえて紹介させてもらいました。
同じように悩んでいる方には、ぜひ読んでみることをおすすめします。
漫画版もあります。
「ケーキの切れない非行少年たち」宮口 幸治
タイトルに惹かれたので、読んでみました。
この本の内容をざっくりまとめると、以下の通りです。
少年犯罪を犯す子の中には、「軽度知的障害」を持った子が高い確率でいる。犯罪を犯す前に、保護者や先生が気づいてあげて、適切なトレーニングをしてあげよう。
「軽度」だからといって、いわゆる普通の生活を送るのは難しいそうです。
そういった子たちは「学校で気づかれない子ども」として苦しんでいるのです。
犯罪によって被害者を作り、逮捕され、少年鑑別所に入って、初めて「障害があったのだ」と気づかれる
上記のような子どもが多いそうです。
そして、そういった子どもは、本書のタイトル通り、ケーキが等分に切ることができないといいます。
下記の写真を見てください。
上の2つは「3等分」に、下の2つは「5等分」に切ろうとして線を書いた図です。
なかなかの衝撃を受けますよね。
このような子どもたちは、小学2年生くらいからサインを発しているそうです。
保護者である親が気づいてあげたいですし、気づいてあげるべきですよね。
最近は発達障害に関する情報は多いですが、知的障害に関する情報は少ないですよね。
多くの人が、この事実を知ることができればいいと思います。
子育て中の親なら、1度は読んでおいて損はないですよ。
【まとめ】育児・子育て中の人が読むべき本
この記事で紹介した本をまとめます。
良い本があったら随時追加していきますので、ぜひまたチェックしに来てください。
以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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