許成準著「1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック」を読みました。
この本には、偉人たちの習慣が88個書かれています。
その習慣のほとんどが、すぐに実践できるような内容で書かれています。
天才は生まれながらに天才なのかと思いきや、小さな習慣の積み重ねで大きな偉業を成し遂げているということがわかります。
紹介されている習慣の中で、この記事を書いている私(わや@wayasblog)が実際にこれから実践していこうと思った5つをご紹介します。
今回もマインドマップを使用して、読書ノートを取りました。
マインドマップを使った読書ノートに関しては、以下の記事をご覧ください。
ではさっそく、本の内容を引用しつつ、解説していきます。
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【書評】1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック
今回ご紹介する習慣は、以下の5つです。
- 自分の残り寿命を確認する
- 毎日5分、ひとつのアイデアを考える
- 批判的思考を止めない
- 外国語の習得を諦めない
- 調子を維持するためには何でもする
それぞれ見ていきましょう。
自分の残り寿命を確認する
これはパトリック・コリソン氏という、シリコンバレーで史上最年少の億万長者になったことで知られている企業家の習慣です。
また、兄弟でオンライン決済の「Stripe」を設立したことでも有名です。
彼は時間を大切にする習慣があり、いつも使っているPCの画面では残りの寿命をカウントダウンさせているそうです。
まず彼と同い年ということに驚き(1988年生まれ)、私も寿命を意識し、時間を大切にしようと改めて思いました。
私は駆け出しのエンジニアということもあり、勉強もかねてすごく簡単ですが寿命計算のアプリを作ってみました。
もう少し手直ししようと思っていますが、もしよければ使ってみてください。
労働時間、睡眠時間を抜いた自由な時間を算出できるようにしたところがポイントです。
今日が人生最後だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか?
スティーブ・ジョブズが上記のことを毎日考えていたのは有名ですよね。
やはり時間は何よりも大事ということを改めて考えてみてはどうでしょうか?
毎日5分、ひとつのアイデアを考える
これは、ソフトバンクグループ創業者の孫正義氏のかつての習慣だそうです。
彼はカリフォルニア大学に留学中、食事と睡眠以外のすべての時間を勉強に使っていたのだとか。
そういった環境の中で、1日5分で月100万稼ぐ方法を考え、毎日1つ発明をするというのを習慣にしていたそうです。
勉強になるのが、彼の3つの発明方法です。
- 問題解決法:すでにある問題を見つけて、その解決法を考える方法
- 水平的思考法:大きなものを小さなものに、小さなものを大きなものに、四角いものを丸いものに変える方法
- 強制結合方法:既存のものを組み合わせる方法
これは応用できるので、私もやろうと決意しました。
具体的には、このブログのネタを出すことや、自分で作ってみたいWebサービスについての案を出してみることです。
これを読んでくださっている方も、自分の仕事において新しいアイデアや、より効率的にする方法など、1日5分でも書き出してみるというのをおすすめします。
批判的思考を止めない
これは「フランス最高のシェフ」と言われる料理人アラン・デュカス氏の習慣です。
批判的思考とは、以下の通りです。
批判的思考(ひはんてきしこう)またクリティカル・シンキングとは、あらゆる物事の問題を特定して、適切に分析することによって最適解に辿り着くための思考方法である。批判の定義については論者によって異なるが、共通的には、単に否定的になるのではなく、自身の論理構成や内容について内省することを意味する。
引用:批判的思考 – Wikipedia
彼は物心ついたときから、家庭に出る料理に文句を言う習慣を持っていたそうです。
それは、誰が作ったものであろうと「まずい」と言う、幼い頃からの妥協のない視線があってこそです。
「家族だから」という感情に流されず、料理の味を判断したということですね。
私は情に流されて判断してしまうことが多いので、批判的思考を身につけようと思います。
具体的には、当たり前を疑ってみるということをしていこうと思いました。
会社で働いたことのある人、特に転職を経験したことがある人なら、誰でも以下のような経験はあると思います。
会社に入りたての時は新鮮なことが多く、その会社特有のしきたりに驚く
↓
ある程度同じ会社にいると、それが普通になってしまい、何も疑うことがなくなる
常に当たり前を疑う思考を持っていれば、日々改善していくことができますよね。
ぜひ、判的思考を止めないことは習慣に取り入れてみてください。
外国語の習得を諦めない
これは、香港の企業家でアジア最高のお金持ちという李嘉誠氏の習慣です。
1928年生まれの92歳にも関わらず、毎日退社した後に英語を勉強する習慣を持っているそうです。
そして地道な努力のおかげで、彼は相手が舌を巻くほどの英語力を身につけたのだとか。
これは素直にすごいことですよね。
そしてこの習慣は外国語だけではなく、何事も継続すれば力になるということだと思います。
また、いくつになっても新しいことを学ぶことを止めないことが正しいということを学べますよね。
個人的には、英語の勉強を何度も挫折しています。
まずは、毎日の習慣として「All Ears English」のエピソードを1つ聞くことから始めています。
何かに挫折してそれっきりという方は、心機一転、今日から始めてみましょう。
あなたの人生で1番若い日は、今日です!
調子を維持するためには何でもする
これは、1990年代〜2000年代にかけてポップ音楽をリードしたマライア・キャリーの習慣です。
彼女は自己管理に厳しいことで知られ、食事をする時はいつもノルウェー産サーモンとケッパーでタンパク質を摂取し、1週間に3~4日はプールで水中運動をしているそうです。
さらに徹底している習慣は、ベッドの周りに20個にのぼる加湿器を置き、時には1日の半分を睡眠に充てることもあるというものです。
最近健康に気を使っている私からしたら、とても刺さる内容でした。
自分の調子を維持したり、パフォーマンスを上げるために周りのことを気にしてしまうのは違いますよね。
周りに迷惑をかけない限りは、自分の体調管理にもっと真剣に取り組むべきだと再認識しました。
会社にいると、同僚が昼食を外食するので、ついつられて行きたくなってしまうんですよね。
特に今は「GO TO EATキャンペーン」で、色んなお店を予約しているので。
ですが、外食は炭水化物が多過ぎて仕事中に眠くなってしまうし、何より毎食1,000円払うのがもったいないです。
マライアキャリーとはちょっと違うかもしれませんが、周りの人に合わせてついやってしまっている、健康に悪いことをやめてみましょう。
私は、周りに合わせた外食をやめ、お弁当持参を続けます。
【まとめ】1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック
今回は「1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック」を読んで、私が実践しようと思った以下の5つのことをまとめました。
- 自分の残り寿命を確認する
- 毎日5分、ひとつのアイデアを考える
- 批判的思考を止めない
- 外国語の習得を諦めない
- 調子を維持するためには何でもする
さらに、誰でも実践できる形でアクションプランを書きました。
この記事を読んでくださった方の参考になれば嬉しいです。
「1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック」では、他にもたくさんの習慣が載っていましたので、読んでみることをおすすめします。
Kindle Unlimited会員であれば無料で読めますので、ぜひどうぞ。
※2020年10月の情報です。
「Kindle Unlimited」で読める本は随時変更されますので、ご注意ください。
以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本を浴びるように読む生活を楽しみましょう!
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