【経験談】30代 / 子持ち / 実務未経験からWeb制作会社に転職した方法

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この記事を書いている私(わや@wayasblog)は、31歳、実務未経験からWeb制作会社への転職に成功しました。

職種はマークアップエンジニアで、今後バックエンドにも携わっていく予定です。

転職活動の結果は、以下の通りでした。

  • 応募:13社
  • 面接:5社
  • 内定:2社

転職活動を始めたのが、新型コロナウイルスの影響で「緊急事態宣言」が出た直後という最悪のタイミングでした。

それでも5社面接に呼んでいただき、2社内定をいただけました。

さらに、「現在は社員としての採用は厳しいが、外部パートナーとして仕事をしてもらえないか?」というお誘いも2社いただきました。

この記事では、私がプログラミングの勉強を始めたところから内定をもらうまでの間で、

  • やっておいてよかったこと
  • 反省点

以上の2つの視点から、感じたことを紹介できればと思います。

これからWeb制作会社に転職する方の参考になれば嬉しいです。

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プログラミング学習を始めたきっかけ

プログラミング学習を始めたきっかけ

本業(前職)が暇すぎたからです。

そこで副業をしようと思い、調べている内に見つけたのがプログラミングでした。

ちょうどその頃、ショーへーさん(@showheyohtaki)が30DAYSトライアル(デイトラ)を開始され、参加しました。

独学を開始したのは、2019年1月でした。

私が転職をしたのが2020年5月なので、かなり時間がかかっています。

もっと効率的に勉強をすれば、もっと早い段階で転職できたと思います。

この記事を見てくださっている方には、効率的に勉強を進めてほしいという思いで書いていきます。

 

プログラミング独学開始

プログラミング独学開始

Web制作会社に入社するために必須のスキルを身につけましょう。

やっておいてよかったこと

転職するまでに学習した内容をまとめます。

転職活動をしたり、実際に入社して数週間経った感じでは、最速で以下の内容をやれば技術的にはOKです。

  • デイトラ:コーディング、WordPress
  • マナブさん(@manabubannai)の教材:コーディング
  • 書籍で独学:Sass、git、gulp、デザイン

特に自分で勉強した「Sass、git、gulp」に関しては必須と感じました。

そしてかかった金額は、以下の通りです。

  • Progate(3か月):3,000円
  • 書籍購入(2冊):5,000円

かなり安いですよね。

反省点

反省点は、学習のスピードがゆっくり過ぎたことです。

私自身、副業で稼ぎたいのか転職したいのか、目標が曖昧なままだったのが原因です。

勉強した後に、どうしたいのか?

これを先に決めるべきでした。

たとえば私の場合、模写コーディングが楽しかったので、いくつものサイトを模写コーディングしました。

しかし、これは練習にはなりますが「転職する」という目標から考えると必要なことではありませんでした。

これから勉強を始める方は、勉強をした後にどうなりたいかを考えてみてください。

寄り道:職業訓練に通う

2020年1月〜3月まで、職業訓練校に通っていました。

内容は、JavaとPythonを学ぶ講座でした。
なので、Web制作会社への転職には、直接的には関係ありません。

のちのちバックエンドもやってみたいという思いから、少し寄り道をしました。
(就職を遅らせたいという思いも…笑)

ちなみに、通学中にITパスポート試験に合格しましたが、特に面接等で触れられることはありませんでした。

職業訓練に通ったのは、Web制作会社へ入社するには寄り道でした。
しかし、普段出会えないような人と交流を持てたりしたので、良い経験になりました。

職業訓練に関する記事は、以下をご覧ください。

 

いざ、転職活動開始!!

いざ、転職活動開始!!

ひと通りの学習が終わってから、転職活動を開始しました。

やっておいてよかったこと

ゆーきさん(@freepc_yuki)の転職戦略のnoteを読むことです。

これからエンジニアとして就職したい方は、以下のnoteを読むことを絶対おすすめします。

目からウロコの就活戦略〜【32歳、未経験、独学、大阪】で内定10社獲得できた理由〜|長岡勇輝 / 株式会社ニュートラル代表
初めまして!長岡勇輝といいます。 今回は私がどの様にIT企業への転職活動を成功させたのか、その戦略を赤裸々に書いていこうと思います。 私の取った戦略は多くの人が実践していないものなので、非常に効果がありました。 転職活動を考えている方の参考...

私は転職活動の直前に読んだのですが、むしろ勉強を始める前か、勉強中の方に読んでもらいたいです。

noteを元に、ポートフォリオサイトの修正や履歴書、職務経歴書の修正を行いました。

反省点

転職活動を開始した直後の反省点は、以下の2つです。

  • 早めに募集要項を確認しておくべきだった
  • できるだけ多くの会社に応募すべきだった

それぞれ見ていきます。

早めに募集要項を確認しておくべきだった

私は「Web幹事」を参考に、自宅から通える範囲のWeb制作会社をピックアップしました。

そして、転職活動を開始してから初めて、応募する会社の募集要項を見ました。

しかし、応募したい会社の募集要項は、できるだけ早めに確認しておくべきだったと反省しています。

なぜなら、募集要項を見た段階で初めて、多くの会社が「Photoshopを使えること」を必須条件にあげていることが多いと知ったからです。

そこから慌ててPhotoshopについて調べ、7日間の無料体験を始めました。

Photoshopを使う上で必要なのがPSDデータからコーディングをすることだと考えたので、とりあえず画像の書き出しなどの最低限のスキルを身につけました。

その時にお世話になったのが、ねこポンさん(@webdesigner_go)のブログです。

テンプレート | 未経験からWebデザイナーへ!【2024年版】
テンプレートの記事一覧ページです。

無料で商用・非商用問わずお使いください。

との記述があるので、PSDデータをありがたく使わせていただきました。

 

また、デザインのスキルも求められていることが多かったので、以下の本を図書館で借りて急いで読みました。

早めに募集要項を見ておけば良かったと反省しています。

できるだけ多くの会社に応募すべきだった

もう1つの反省点は、世間の状況も踏まえ、もっと多くの会社に応募しておくべきだったことです。

私が企業への応募を開始したのは、2020年4月13日からでした。

新型コロナウイルスの影響で業績がどうなるかわからず、採用を一時停止している会社も多くなっています。

応募をしたところで、意外に返信率が低くて焦りました。

なので、通える範囲の会社には、多めに応募しておくべきでした。

実際に受けてみないと会社の良し悪しはわからないので、ホームページで判断せず、とりあえず応募するのもありです。

私が実際に内定を承諾し、今お世話になっている会社は、志望度的には低めでした。

しかし、面接を受けた中で1番自分に合うなと感じたので、結果的によかったと思っています。

選り好みせず、多くの面接を練習だと思って受けてみましょう。

そのためには、できるだけ多くの会社に応募するところからです。

 

面接対策

面接対策

いよいよ面接です。

やっておいてよかったこと

面接を受ける前にやっておいてよかったことは、以下の2つです。

  • 準備
  • 情報発信

それぞれ見ていきましょう。

準備

面接は、私の苦手なパートでした。

同じように苦手意識がある方は、とにかく「準備」をするようにしてみてください。

私は、下記のnoteを参考に、頻度が強〜中の質問に対する回答をすべて用意しておきました。

未経験からエンジニアを目指す方へ送る【面接で聞かれる質問集】|経塚 翼
大変好評頂いておりますが、このnoteは永久に全て無料で公開します。 本題 私は未経験からエンジニア転職を目指し、 3ヶ月間、エンジニアへの転職活動を行いました。 私自身、100社以上にエントリーし数多くの様々な選考に挑戦しました。 そんな...

回答はすべてPCのメモ帳に書いておくと、オンラインの面接の場合はすべてカンペに使えます。

対面の時も、志望動機や自己PR、逆質問などはノートに書いて机に出していました。

補足ですが、まこなり社長の下記の動画が面接で意外と役に立ちました。

この動画に出てくる、質問に対する答えを用意しておくといいです。

私はたまたまこの動画を見ており、面接中の何気ない質問に答えた時に笑いを誘うことができました。

面接が苦手な方はとにかく「準備」をして、何を聞かれても大丈夫と思えるくらい練習をしておきましょう。

情報発信

面接では、ブログでの情報発信をしていることを評価していただくことが多かったです。

ポートフォリオサイトに、プログラミングの記事を書いていることをアピールしました。

ブログで継続的に情報発信をしていたことで、入社後も自己成長していけると思ってもらえたと考えています。

ブログを見て、今後どのように学習していけばいいかのアドバイスをもらえたこともありました。

ブログではなくても、Qiitaでもいいと思いますが、何かしらの形で残しておくといいと思います。

特に私のようにトークが苦手な人は、当日の面接だけでどれだけ勉強してきたかをアピールするのが難しいと思います。

そういう時に見える形にしておけば、アピールできますよ。

反省点

「逆質問」をもっと多く考えておくべきだったことです。

最後には必ず、「◯◯さんの方から何か質問はありますか?」と聞かれます。

その時に用意している質問が、それまでのやり取りの中で出てきてしまうことがあるんですよね。

なので、出来る限り企業研究をして、多くの逆質問を手札として持っておきましょう。

ここで良い逆質問ができれば、好印象になること間違いなしです。

 

私のポートフォリオサイト

最後に、転職で使ったポートフォリオサイトを公開します。

興味がある方は見ていただき、参考にしていただければと思います。

ゆーきさん(@freepc_yuki)のポートフォリオサイトを参考にさせていただきました。

Ayaka Kusakari | Restricted Site

ポイントは、以下の6つです。

  • WordPress化する
  • 簡単な職務経歴を載せる
  • 成果物をGitHub上に公開
  • 成果物の詳細を個別ページで作成
  • 成果物の全画面キャプチャを載せる
  • プログラミングに関するブログ記事をアピール

 

【まとめ】30代 / 子持ち / 実務未経験からWeb制作会社に転職した方法

かなりのボリュームになってしまいましたが、以上になります。

今回は、31歳で実務未経験の私がどのようにWeb制作会社に転職したか?をまとめました。

今まさに勉強中で、これから転職をする予定の方が何かしらのヒントを得てくれれば嬉しいです。

私は独学期間に1年以上かけ、遠回りをしてしまいました。

今振り返ると、1年間でやってきた内容をギュッと圧縮すれば、もう少し早くWeb制作会社に入れたのではないかと思います。

ぜひ後悔のないよう、転職活動を楽しんでください。

また、何か質問や感想・意見がありましたら、ブログのコメント、もしくはTwitter (わや@wayasblog)のDMでいただけると嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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