在宅ワークの添削の仕事をやってみたいけど、実際どうなの?どのくらい稼げるの?
こういった方に向けて書いています。
先日「【在宅ワーク】添削の仕事を始めるまでの手順を経験者が解説します」の記事で、添削の仕事を始めるまでに手順と、仕事の流れを解説しました。
この記事では、実際に私が添削の仕事をやってみて感じたメリットとデメリットを紹介します。
最後には、添削の仕事をやろうと思っている方には申し訳ありませんが、この仕事の未来は暗いよ、という話をします。
「【在宅ワーク】添削の仕事を始めるまでの手順を経験者が解説します」の記事でも書いた通り、私は半年間添削の仕事をしていました。
就職先が決まり、在宅ワークは半年で辞めてしまいましたが、十分メリットとデメリットはわかりました。
添削の仕事をしようか考えている方の参考になると思います。
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添削の仕事のメリットとデメリット
メリットとデメリットをそれぞれ解説します。
添削の仕事のメリット
メリットは以下の通りです。
- 完全に在宅で働くことができる
- 時間を選ばずに働くことができる
- よい添削を続けると単価が上がる
- 一度休んでも再開できる
順番に解説します。
メリット①完全に在宅で働くことができる
添削の仕事は、完全に在宅で働くことができます。
これは在宅ワークの最大のメリットですよね。
添削の仕事の場合、作業はネットがつながっていればできます。
基本的に在宅で作業をして、外に出る必要があるのは、添削した解答を発送する時くらいです。
私の場合、当時娘は0歳児でした。
子どもの預け先がなかったので、在宅で働くしか選択肢はなく、とても助かっていました。
また、通勤がなく、服装が自由なのもメリットです。
メリット②時間を選ばずに働くことができる
在宅で働くことができるのと同じくらいのメリットが、時間を選ばずに働くことができるということです。
唯一時間を気にしなければいけないのが、宅配便で解答が送られてくるので、それを待つ時でした。
それも時間指定をすることができるので、そこまで拘束時間は多くありません。
添削の仕事をしていた当時の私は、子どもの昼寝時時間や、夜寝た後に仕事をしていました。
時間を選ばずに働くことができるのは、小さいお子さんをお持ちの方にはいいですよね。
メリット③よい添削を続けると単価が上がる
質の高い添削を続けると、添削の単価が上がることがあります。
添削は1枚いくら、というように単価が決まっています。
質の高い添削をしていると、会社側から評価され、単価が上がるという仕組みです。
また、ボーナスのようなものも設定されていました。
ちなみに、私は単価が上がるほどの添削をすることはできなかったので、詳細はわかりません。
でも、1つのモチベーションになりますよね。
メリット④一度休んでも再開できる
私が仕事をしていた会社の場合、もしちょっと仕事を休みたいと思ったら、休職のような形で一度仕事を休むことができました。
私が添削の仕事を辞める時に会社の方から聞いた話だと、6か月間は採用試験なしで再開できるそうです。
採用の時の試験が多いので、ありがたいですよね。
たとえば、出産の時に休んだりできるということです。
あとは企業への就職活動をしている間は休み、就職後に副業として続けるのも選択肢としてはありでしょう。
添削の仕事のデメリット
デメリットは以下の通りです。
- 疲れる
- 答案が少ないと自分に回ってこない
- 解答だけでなくコメントも書かないといけない
- かなり頑張らないと稼げない
順番に解説します。
デメリット①疲れる
添削の仕事は完全歩合制なので、多くの収入を得ようと思うと、その分多く働かなくてはいけません。
これは、正直疲れます。
特に添削は手書きなので、何枚もやっていると手が疲れました。
私の場合は子どもが昼寝の時間、夜寝た後の時間に作業をしていたので、それも疲れる原因でした。
もし副業としてやる場合は、想像以上に体力を使うので気を付けてください。
デメリット②答案が少ないと自分に回ってこない
通信教育の受講者が提出した答案が少ないと、自分に仕事が回ってこない場合もあります。
ということは、作業をしたくてもできないので、収入が減ります。
私がやっていた時は、「今週はありません」という連絡がしょっちゅう来ていました。
やりたいと思っても仕事がないこともあるので、安定した収入は期待できません。
デメリット③解答だけでなくコメントも書かないといけない
私が仕事をしていた会社の答案用紙は、ただ問題を解くだけでなく、コメント欄がありました。
問題に対する質問や、自由に記入することができるコメント欄です。
そのコメント欄に書かれている内容が多種多様で、こちら側も考えさせられるコメントが多かったです。
添削をしている時間より、コメントを考えている時間の方が長いのでは、ということもありました。
添削の仕事はただ添削をすればよい、ということを覚えておくといいですよ。
デメリット④かなり頑張らないと稼げない
先ほども書きましたが、添削の仕事は完全歩合制で、1枚添削するといくら、というように単価が決まっています。
なので、かなり頑張らないと稼ぐことはできません。
私の場合、隙間時間に仕事をしていたので、多くて月に1万円弱しか稼ぐことはできませんでした。
時給に換算するとかなり低いです。稼ごうと思ったら、添削の仕事は向いていないと思います。
添削の仕事を始める前に知っておくべきこと
上記のメリットとデメリットを比較し、メリットの方が大きいと思えば挑戦してみてください。
ただ、添削の仕事を始める前に知っておくべきことが2つあります。
順番に解説をします。
向いている人
私が思う添削の仕事に向いている人は、以下の通りです。
- コツコツ作業ができる人
- 期日を守れる人
- 几帳面な人
添削の仕事は短時間で終わるものではないので、コツコツ作業する必要があります。
また、これは社会人として当たり前のことですが、期日を守ることが大切です。
受講者の答案を預かっているので、しっかり期日内に添削をして返却をしてあげなければいけません。
無責任な人はやめておいたほうがいいです。
最後の几帳面さに関しては、結構細かい字で添削のコメントを書かなければいけないので、几帳面な人の方が有利です。
以上が、私の思う添削の仕事に向いている人です。
添削の仕事の未来
ここまで添削の仕事のメリットとデメリットを書いてきましたが、正直添削の仕事の未来は暗いと思っています。
なぜなら、今はスマホやタブレットで勉強ができる環境が整ってきているからです。
Web上で完結することが増え、手書きの添削はいらなくなっていくかもしれません。
答え合わせがAI化され、添削者そのものがいらなくなっていく可能性もあります。
そもそも、すぐに解答が出ずに、何週間も待って解答をもらうのは非効率ですよね。
これから添削の仕事をしようと思っている方がいたら、注意した方がいいかもしれません。
まとめ:まずは行動してみよう
この記事では、添削の仕事のメリットとデメリットを紹介しました。
添削の仕事をしていた時期を思い出してみると、正直かなり消耗していた感じがします。
個人的には積極的におすすめできる仕事ではありません。
ですが、小さい子どもがいるけど、少しでも収入が欲しいという方はやってみてもいいかもしれません。
そういう方はまずやってみて、向いていれば続ければいいし、向いていないと思ったら早めに見切り、次に進みましょう。
まずは行動しなければ何も始まりません。
ちなみに、添削の仕事をするにはどうすればいいの?仕事はどういう内容なの?という方は、「【在宅ワーク】添削の仕事を始めるまでの手順を経験者が解説します」の記事をご覧ください。
以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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